広島のグルメというと、やはり「お好み焼き」が真っ先に浮かびますよね。
もちろんお好み焼きはとても美味しいですし、どこのお好み焼き店で食べても、さすが本場!とうなるお店が多いです。
でも、せっかく東京から新幹線で4時間、飛行機でも羽田から1時間半、広島空港からバスで1時間かけて広島市内まで来ているのですから、気の合うサポーター仲間とちょっと落ち着いた高級店でおいしい料理とお酒を楽しみながら、勝利の美酒に酔いしれるのも良いですね。
サンフレッチェ広島とのアウェイ戦~広島ってどんな街なの?
広島は、かつて江戸時代には、広島藩42万石の城下町として栄え、明治時代には、軍の拠点が集中する軍事都市となりました。
特に、日清戦争時には、広島大本営が置かれて明治天皇が行在し、いっとき帝国議会が広島市で開かれるなど、臨時の首都機能を担ったこともあります。
そして、第二次世界大戦末期の1945年8月6日、アメリカ軍の戦略爆撃機B-29「エノラ・ゲイ」から広島市中心部の相生橋上空に原子爆弾「リトルボーイ」が投下され、市街地は一瞬にして破壊されてしまいました。
当時は「今後70年は草も生えないだろう」と言われたそうです。
しかし、人々のたゆまぬ努力にって、現在では、人口約120万人を擁する、中国・四国地方最大の街として発展しています。
そんな歴史と人々のエネルギーを感じる広島。
人口規模はボクの住むさいたま市とほぼ同じですが、広島市の方が洗練されていて、パワーを感じるのはボクだけでしょうか。
広島の代表的なグルメはどんなものがあるの?
西日本は歴史のある街が多く、その分特色のある食べ物などもたくさんあります。
モチロン広島も例外ではなく、アツアツでこってりとしたお好み焼きが有名ですが、それと並ぶくらい牡蠣も有名ですよね。
港近くのお食事処で殻がついたまま焼き上げて食べる牡蠣は絶品です。
瀬戸内海で獲れる新鮮な鯛を使った鯛めしや、マダコの住処として有名な三原港でとれるタコのしゃぶしゃぶや天ぷら、地元で冬から春にかけて採れる、小イワシの天ぷらや塩焼きなども美味しいですね。
最近では、ホルモンの天ぷらも話題になっています。
同じように最近人気があるのがつけ麺です。
広島のつけ麺は普通のつけ麺とは違い、ネギや味玉などの具が多く、唐辛子やラー油が入った辛いつけ汁で食べるというスタイルです。
また、広島の郊外まで足を延ばせば、尾道ラーメンや、呉の名物である、細い麺を使ったうどんなどが有名です。
あ~、また広島に行きたくなってきました!
広島にはどんな高級グルメ店があるの?
先ほどご紹介した広島の名物グルメもいいですが、ココは気の合うファン・サポーター仲間と勝利の美酒を大人の雰囲気で味わいましょう。
落ち着いてゆっくり食事ができる、選りすぐりの名店をいくつかご紹介します。
サンフレッチェ広島とのアウェイ戦に勝利したときはぜひ利用してみてください!
レ・ザンバサドール
あまり人には教えたくなかった(笑)、創作フレンチのお店です。
広島で獲れる新鮮な魚介や野菜を中心して、日本の厳選食材を独自の発想で創作するフランス料理が味わえます。
このテのお店のコース料理って、後半はもう食べられません!って感じになることが多いですが、ココは違います。
一皿一皿が洗練されていて、素材も厳選されていて量も適度、食べ終わった後の充実感がたまりません。
ちょっとこじんまりとした感じがまたいいですが、その分週末は予約必至です!
勝利の美酒に酔いしれるのも良し、次節に向けた展望を語るも良し、まったく違う話で盛り上がるもの良しです。
【所在】広島市中区三川町3−13 セザール三川町202
【電話】082(247)5617
【時間】12:00~14:00、18:00~23:00(月曜定休)
日本料理 三嵋
市の中心街からは少し離れていますが、それがまた「隠れ家」的な雰囲気を醸し出しています。
高級店らしく、食べているお客様の顔が見えないようになっていて、接待向けです。
素材、味、料理を出すタイミングなど、すべてが絶妙です。
完全に他と遮断されている個室が用意されていて、少人数で行くならこの個室がオススメです。
【所在】広島市中区上八丁堀4-1 2F
【電話】082(224)1000
【時間】11:30~15:00(L.O.14:30)、17:30~22:00(L.O.21:30)(年中無休)
【URL】http://www.alambic.jp/shops/sanbi/
石まつ 三代目
店内の雰囲気は「一見さんお断り」風な、頑固な日本料理店といった感じです。
でも、中にいる店員さんは気さくな方ばかりですのでご安心ください。
料理もお酒もとても美味しいですが、ビールをガブ飲みするような雰囲気ではなく、日本酒の地酒をちびりちびり…といった感じです。
このお店では、ボクのようにアルコールに弱い人は梅酒がおすすめです。
特におすすめなのが「雨後の月 にごり梅酒」です。
広島の地酒で、ちょっと甘くて、その名のとおり、にごっているように見える梅酒です。
ボクはここで初めて飲んだこの「雨後の月 にごり梅酒」の味が忘れられず、広島に行くたびにお土産として買っていました。
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でも、最近ネットで探したら売っていました…。
【所在】広島市中区流川町3-14
【電話】082(241)9041
【時間】17:30~23:00(日曜定休)
【URL】http://ishimatsu.cc/
スナックキッチン my calbee
「高級」というくくりには入りませんが、ちょっと変わったグルメ(?)として、広島市郊外の「ゆめタウン 廿日市」内にある、「スナックキッチン my calbee」をご紹介します。
ここでしか販売していない、珍しいカルビー製品が並べられています。
さらに、このお店では、揚げたてのかっぱえびせんがその場で食べられてしまいます!
なんで、広島で「カルビー」なの?
カルビーは元々広島で設立された会社で、創業者の松尾孝氏は、幼少の頃、広島市内の川で捕ったエビをかき揚げにして食べていたのが、のちにお菓子の中にエビを入れる発想の原点になっています。
今では誰でも知っている「かっぱえびせん」ですが、1964年の発売当初はほとんど売れなかったそうです。
しかし、1969年のテレビCMのキャッチコピー「やめられない、とまらない」が大ヒットし、かっぱえびせんはカルビー製菓の売上高を急激に押し上げる人気商品となったのです。
そして、2015年、カルビー広島工場近くにゆめタウン廿日市が開店し、この中に日本で初めてとなるかっぱえびせん専門店「スナックキッチン My Calbee」をオープン、できたてのかっぱえびせんや「かっぱえびせん 匠海(TAKUMI)」を販売するようになりました。
揚げたてのかっぱえびせんって、普通のとどう違うの?
カウンターで注文すると、その時点で中にいる店員さんが揚げ始めてくれます。
で少々待ちますが、まわりはガラス張りになっていて、待っている間に揚げている様子が見られるので、出来上がるまではあっと言う間に案じてしまいます。
普通、ボクたちが食べるかっぱえびせんは、パリッとしていて、ちょっと固いという食感ですよね。
でも、揚げたてのかっぱえびせんは、アツいのはモチロンですが、何とも言えないくらい柔らかいのです。
口の中で、アツアツのかっぱえびせんが、ジュワーっととけていくような感じでしょうか。
彦摩呂さんがレポートすれば、「お菓子のアイスクリームや~」と言うかも知れません(笑)
レンタカーを利用される方は、ぜひ行ってみてください。
【所在】広島県廿日市市下平良2-2-1 ゆめタウン廿日市
【電話】0829(30)8665
【時間】9:00~20:00(年中無休)
【URL】https://www.calbee.co.jp/mycalbee/
まとめ
大衆店から高級店まで、ジャンルもなんでもござれの広島。
一時はJ2降格の危機に瀕して、ボクも、「あ~、来シーズンは雨後の月が飲めないかな…」なんて思いましたが、何とか踏みとどまってくれました。
これも広島の「パワー」かも知れませんね。
広島のみなさん、来シーズンもよろしくお願いします!