4-3-3フォーメーションとは?長所と短所は?ケンタさんはどうする?

昨シーズンは、ずっと首位を走りながら、最後に惜しくも優勝を逃したFC東京。

今シーズンこそは!と新しいフォーメーションでトライするようです。

新フォーメーションは、4-4-3。

いったいどんなものなのでしょうか。

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4-3-3フォーメーションとは?

名将ジョゼップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティの基本フォーメーションである、4-3-3。

彼は、バルセロナ監督時代からこのフォーメーションを基本に指揮を執り続けています。

このフォーメーションは、オフェンスとデイフェンスのシステムチェンジが大きいのが特徴です。

オフェンスのときは?

オフェンスのときは、3-6-1のカタチになります。

これは俗に「偽サイドバック」というシステム変化になります。

サイドバックの選手がボランチの位置に移動して、各ポジションの選手の特徴を最大限に生かしています。

このシステムでは、中盤に6人の選手を配置して、サイドバックがキープレーヤーとなり、フリーでボールを受けやすい状況ができます。

さらに、ウイングの選手は、サイドで1対1を仕掛けやすいカタチができ、サイドアタッカーが自由にプレーできるようになります。

サイドバックがボランチの位置に入り、カウンターアタックにも備えるという、考え抜かれたシステムチェンジだと言えます。

「偽サイドバック」というと、FC東京から優勝を奪った(苦笑)、横浜F・マリノスが得意とするシステムです。

横浜F・マリノスとFC東京の最終戦でのマリノスの先発布陣は 4-2-3-1。

ビルドアップは喜田・和田の両センターハーフとセンターバックの畠中・チアゴマルチンスを中心にして、偽サイドバックとして動くティーラトンと松原を活かして前進します。

ビルドアップがうまくいかないときは、マルコス・ジュニオールらが下がってサポートを行います。

空いたスペースは常にウイングの仲川とマテウスが狙うカタチになります。

偽サイドバックを駆使して敵を前方に釣り出して、空いた中盤とDFの間のスペースに2列目より上の選手が侵入する攻撃で、シーズンを通じてゴールを量産しました。

ディフェンスのときは?

ディフェンスの基本システムは 4-1-4-1 になります。

相手によっては、4-4-2 や 4-3-3 のフォーメーションで前からプレッシングに行く場合もあります。

ココでもセンターバックの力量が試されますね。

長所と短所は?

長所は?

自然に三角形ができるので、パスサッカーがやりやすくなるというのが最も顕著な長所と言えるでしょう。

また、サイドにボールが入ったときに、インサイドハーフとウイング、サイドバックの3人が関われるため、サイド攻撃がしやすくなり、インサイドハーフがゴール前に入れるので、センタリングに対してゴール前に人数をかけられます。

前線の3人(ウイング2人とフォワード)とインサイドハーフ2人で、前線からプレスをかけやすくなります。

中盤にクオリティーの高い選手を配置することで、ボール支配率を上げてポゼッションをとれるようになります。

短所は?

各ポジションのバランスが良いので、自然と積極的に動く必要がなくなってしまうため、相手のプレスに簡単にハマってしまうおそれがあります。

そして、前線からのプレスが機能しなかったときは、前の5人の選手が一気に抜かれる可能性がでてきてしまいます。

ボランチの選手が1人のため、ボランチの横のスペースを使われてチャンスを作られることが多くなるなども考えられます。

ウイングとサイドバックとの間に大きなスペースができてしまうため、ボランチかインサイドハーフがカバーに追いつけない場合は、サイドで1対1の状況を簡単に作られてしまいます。

このように、長所もあれば短所もあります。

まあ、システムに限らず、すべてのことはトレードオフですから仕方ありませんね。

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ケンタさんはどうする?

いろいろな布陣が考えられますが、1月28日(火)のセレス・ネグロスFC戦はプールの中での試合でしたので参考になりません。

4-3-3システムでの事実上の公式戦初戦とも言える、2月11日(火・祝)の蔚山現代戦では次のような配置でした。

4-3-3 フォーメーションの中でも、DF陣をフラットにした、言わば、4-1-2-3 フォーメーションです。

この試合では、前半の守備は、選手たちが予想していたものとは違ったものとなっていたようです。

前半は、3トップが自由に動き過ぎたためか、中盤より後ろの選手の負担が大きくなり、ピンチが多かったと思います。

前線のブラジルトリオを自由に動かすために、阿部しゅうとの負担が増していました。

このやり方だと、インサイドハーフに相当な運動量が求められます。

1点リードののち、同点に追いつかれてから、アダイウトンとタマが交代し、4-3-3から4-4-2にシステム変更され、ダブルボランチになりました。

ここからは、負けないように、守備に重点をシフトしながら、昨シーズンの「ファストブレイク」狙いに行ったのだと思います。

攻撃の新たなコマがほぼないと言える今の状況だと、前半で大きくリードしない限り、結局終盤で 4-4-2 の「ファストブレイク」に戻さざるを得なくなってしまうようです。

2019シーズンまでの 4-4-2 システムについてはコチラをどうぞ。

3バックと4バックはどう違う?どっちがイイ?ケンタさんは?2019は?
サッカーのテレビ中継を見ていると、解説者の方が良くこう言うのを聞いたことがあると思います。 「この監督のフォーメーションは4バ...

永井が帰ってきて、幾笑や田川がスタメンを脅かすようになれば、そんな心配は杞憂に終わると思うのですが、今のところはケンタさんも手探りなのだと思います。

もともと、基本的に相手にボールを持たせる中で勝ってきたのですから、ボールポゼッションを考えながら行う 4-3-3 システムが、FC東京で機能するには時間がかかるに違いありません。

「髙萩をマルコス・ジュニオールのように」といった記事を読んだことがありますが、横浜F・マリノスの真似をしていては、いつまでもマリノスより上に行くことはできないのですから、早く「東京スタイル」を確立して、貫いて欲しいですね。

まとめ

まだまだ動き出したばかりのケンタ式 4-3-3 システム。

試行錯誤しながら、完成度を高めていくしかありません。

今シーズンこそ、最後に笑うのはボクたちです!

J1リーグの開幕が待ち遠しいですね。

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