
前節、湘南ベルマーレに辛くも引き分け、優勝戦線に踏みとどまったFC東京。
今節は宿敵浦和レッズとのホーム最終戦。
勝って、最終節の横浜F・マリノス戦で優勝だ!
浦和レッズとFC東京の対戦成績は?
いつものとおり、データから、と行きたいところですが、見るまでもなく、相性悪いです…。
今節前までのJ1リーグでの対戦成績は、
ホーム味スタでは、4勝5分8敗
アウェイではなんと、3勝3分12敗
通算成績は、7勝8分20敗
と惨憺たる結果です。
しかも、その中には、
2006年シーズンから2010年シーズンにかけての8連敗、
2015年シーズンから2017年シーズンにかけての6連敗
と、話にならない結果も含まれています。
でも、今シーズンは優勝のかかる大事な試合です。
相性云々なぞと言っていられる場合ではありません。
試合はどうだったの?
FC東京のフォーメーションはいつもの4-4-2。
前節先発のモリモリに代えてタマ、マコに代えてツヨシが先発に戻りました。
そして浦和はというと、FC東京の選手紹介とユルネバを大声でかき消すという、いつもの「お約束」です(笑)。

他のクラブをおとしめるようなことばかりしていないで、自分たちのクラブをサポートすることに専念していれば、残留争いに巻き込まれることもなかったのではないでしょうか。
前半はどうだったの?

立ち上がりの10分間、FC東京が猛攻をかけます。
5分には永井がゴールラインで迫ってマイナスのパスをディエゴにあわせて、ディエゴがシュートするも西川に防がれてしまいます。
1分後にも再びディエゴがゴールを狙いますが、西川の正面で防がれます。
続く8分には、タマのパスを永井が狙いますが相手DFにブロックされます。
しかし、30分に突然アクシデントが…。ディエゴが接触プレーで足を痛め、ピッチを出ます。
その後ピッチに戻りますが、足を引きずり、十分ではありません。
ディエゴは、マルティノスのマークができなくなり、CKからそのマルティノスに先制されてしまいます。
その後ディエゴは続行不可能で田川に交代。
ディエゴは泣いているように見えました…。
そのまま試合は動かず、前半が終了します。
後半はどうだったの?
一進一退の攻防が続く中、今度は後半10分に永井が負傷してしまいます。
メディカルスタッフが永井の腕を引っ張っていたので、脱臼ではないでしょうか。
そのまま永井は起き上がれず、ナ・サンホと交代します。
ええ~っ、ツートップ不在っ?!
でも、このまま終わらないのが今のFC東京。
後半24分に得たCKのキッカーは、タマ。
質の良いクロスにあわせたモリゲがシュートを放ちますがブロックされてしまいます。
こぼれ球に反応したナ・サンホがシュートを放ちますが、これもこぼれて最後は田川が押し込んで同点とします。
その後は一進一退の攻防が続き、アディショナルタイムへ。
前節のような劇的なゴールを期待しましたが、試合はそのままドローで終了してしまいました。
最終節は?
今さら説明する必要もありませんが、次節はリーグ最終戦、横浜F・マリノスとアウェイです。
今節、横浜F・マリノスは、川崎フロンターレと対戦し、4-1で勝利しています。
今節終了時点での横浜F・マリノスの勝点は67、得失点差は27。
一方のFC東京は勝点64、得失点差20です。
FC東京がリーグ優勝するためには、最終節で4点差以上をつけて横浜F・マリノスに勝たなければなりません。
苦しいと言わざるを得ませんが、ウチが2引分けしているときに、アチラは2連勝しているのですから、仕方のないことかも知れません。
まとめ
苦しいことは間違いありませんが、一時期首位に立っていた鹿島でさえ、足踏みし、優勝の可能性がなくなってしまいました。
何度も優勝経験のあるクラブですらこうなのですから、やはり優勝のハードルは並大抵ではないのですね。
でも優勝の可能性がなくなったわけではありません。
試合終了後、ホーム最終戦ということもあり、選手を代表してヒガシから、続いてケンタ監督からあいさつがありました。
まず、ヒガシがこう言いました。
「まだ、あきらめてません!横浜で新たな歴史をつくって、ココに戻ってきます!」

そして、ケンタさんが続きます。
「横浜で、喜びを分かち合いましょう!」
もう、行くっきゃないでしょ!