
前節、今シーズン初のリーグ戦連敗となってしまったFC東京。
今節の相手は暫定2位の横浜F・マリノスです。
試合終了後にはタケの壮行セレモニーも行われます。
勝利でタケを送り出してあげたいですね。
横浜F・マリノスとFC東京の対戦成績は?
では、データから見て行きましょう。
前節終了時までのFC東京から見た横浜F・マリノスとのJ1リーグでの対戦成績は、
16勝8分12敗
と相性の良いチームです。
最初の対戦は、2000年3月11日のJ1(前期)第1節となります。
つまり、FC東京がJ1に昇格して初めての対戦相手がマリノス。
アウェイ横浜国立での対戦で、しかも当時のマリノスには、川口能活、松田直樹、三浦淳宏、中村俊輔など、そうそうたるメンバーが在籍していました。
そのゲームは、試合終了間際のツゥットのゴールで1-0で勝っています。
試合開始前から期待を持たせるデータですね。
試合はFW陣が爆発!
FC東京のフォーメーションはいつもの4-4-2。
メンバーも前節とまったく同じになりました。
前節と違うのは、ナ・サンホが左にポジションをとっているというところですが、これがどう生きてくるのでしょうか。
前半はどうだったの?
開始早々から横浜F・マリノスがボールを支配します。
FC東京はラインを上げて自由にさせずに堪える時間が続きます。
ところが前半15分、あの帰ってきたドラゴンボール男~マルコス・ジュニオールがゴール前の混戦を制してゴール。
連敗している最中、絶対に先制されてはイケナイ展開でしたので、場内からもブーイングです!
しかし、その2分後、左にポジションをとっていたナ・サンホがペナルティエリア手前から、やや強引にファーにシュートを放ちます。
相手キーパーが触ったものの、そのままボールは勢いをなくしままスルスルッとゴールへ吸い込まれていきます。
さらに前半38分には2列目から飛び出した永井が技ありのループシュートで逆転し、2-1のまま後半へと折り返します。
後半はどうだったの?
後半も圧倒的に相手にボールを支配されます。
でも、今考えると、それもケンタさんの戦術だったのかも知れません。
後半10分には永井のフェイントからのクロスに頭で合わせて、ディエゴがゴール!
続く17分にはゴール前のこぼれ球を、またもディエゴが落ち着いて流し込み、ディエゴにこの試合2得点目が生まれます!

ファン・サポーター待望のディエゴ・ゴール、しかも2ゴールです!
このまま4-1で終わりと思ったのもつかの間、後半30分に天野純と交代した三好康児がピッチに立つと、流れが変わり、38分には仲川輝人に決められ、4-2とされてしまいます。
試合はこのまま4-2で終了しましたが、三好がもう少しはやくピッチに立っていたらもっと苦しい展開になっていたのではないかと思います。

でも勝ったからいいや(笑)。
試合終了後には、またもやスタンドから「You’ll never walk alone」の大合唱が起こりました!
タケの壮行セレモニーも

試合終了後、タケの壮行セレモニーが行われました。
試合終了後にもかかわらず、ホーム側はモチロン、アウェイ側も帰る方はほとんどいなかったのではないでしょうか。
挨拶前にタケのVTRが流れたのですが、著作権や肖像権のからみなのか、タケのマリノス在籍時にあげたJ1初ゴールのシーンは流れませんでした。
タケは挨拶の時に、まずマリノスサポーター側に向き直って、J1初ゴールのシーンは流れなかったことに触れ、笑いをさそっていました。
事前に原稿などは用意していなかったようで、そのときその場で感じたことを素直に発信していたようです。
決して饒舌ではありませんでしたが、キモチの伝わる良いスピーチだったと思います。
少なくとも、ボクが18歳の時に、3万人以上の前で一人であれだけ喋れるかと考えると、ヤッパリタケはすごいです。

まあ、ボクと比べても仕方ないですが、やはり、彼は頭の回転がはやく、状況対応力が人並みはずれているということなのかも知れません。
まとめ
久々のツートップのゴールという、ファンにとっては最高のゲームになりました。
そして試合終了後にはタケの壮行セレモニーもあり、もう浦和のことは気にする必要もありません。
昨シーズンだったら、このままズルズルと悪い流れになっていたところですが、今シーズンは…期待を持たせますね。
さあ、次のガンバ大阪戦も勝ってガッチリ首位固めだ!