このところ相性の良い相手、サンフレッチェ広島。
今シーズンは、まずアウェイで対戦、しかも勝てばFC東京が首位になります。
さあ、どうだったのでしょうか。
サンフレッチェ広島とFC東京の対戦成績は?
では、データから見てみましょう。
リーグ戦のほか、天皇杯やカップ戦を含めた通算成績は、
FC東京が、13勝 9分 18敗 と少々負け越しています。
ところが、ここ5シーズンのJ1リーグを見てみると、
年月日 | 節 | 東京 | 広島 | 開催場所 | |
2018年9月22日 | 第27節 | 1 | 対 | 1 | 味スタ |
2018年4月25日 | 第10節 | 3 | 対 | 1 | Eスタ |
2017年11月26日 | 第33節 | 1 | 対 | 2 | Eスタ |
2017年4月30日 | 第9節 | 1 | 対 | 0 | 味スタ |
2016年10月1日 | 2nd-第14節 | 1 | 対 | 0 | Eスタ |
2016年6月15日 | 1st-第10節 | 1 | 対 | 1 | 味スタ |
2015年10月3日 | 2nd-第13節 | 1 | 対 | 0 | Eスタ |
2015年4月18日 | 1st-第6節 | 1 | 対 | 2 | 味スタ |
2014年10月22日 | 第29節 | 2 | 対 | 1 | 味スタ |
2014年4月12日 | 第7節 | 0 | 対 | 1 | Eスタ |
となり、5勝 2分 3敗 と勝ち越しています。
しかも昨シーズンは、首位を独走するサンフレッチェ広島に初めて黒星をつけるなど、相性の良いチームになりつつあります。
これは期待できますね!
試合はどうだったの?
今シーズン、7節を終了した段階で、サンフレッチェ広島の失点はわずか3点。
単純に考えて、サンフレッチェ広島は1点とれば勝てるという状況です。
FC東京も堅守のチームですが、先に点をとられないようにして、ファストブレイクで1発決めれば必勝パターンです。
そして、今節までお互いに無敗での対決となりました。
前半はどうだったの?
予想どおりお互いに固く守ってなかなか相手のアタッキングサードに入れません。
19分には拳人のミドルがバーに当たり、おしくもゴールならず…。
その後も髙萩のおしいシュートなどがありましたが、枠をとらえることができません。
タケがいないせいなのでしょうか、大きな変化をつけられず、前半が終了します。
後半はどうだったの?
前半から何度も髙萩が縦へ長いパスを入れていましたが、71分についにそれが実るときがやってきます!
髙萩の縦パスが相手DF佐々木に頭ではじかれますが、これがゴロになってタケの代わりに先発で入っていたモリモリの前へ。
モリモリがこれをダイレクトで中にいたディエゴにパス。
ディエゴが狙いすましたようにゴール右端にシュートを放ち、ボールはそのままゴールマウスに吸い込まれます!
歓喜、歓喜のアウェイスタンドです!!
その後、アディショナルタイムに渡の強烈なシュートがありましたが、ポストに助けられ、万事休す。
第8節を終了した時点で、FC東京が単独首位になりました。
試合終了後は「首位、トーキョー!」の大合唱でした。
次節の展望は?
まだまだ序盤戦ですので、喜んでばかりはいられません。
次節はホームで、松本山雅を迎え撃ちます。
堅守速攻のチームですので、どちらが先に点をとるかが大きく展開を左右することになると思います。
相手にはスピードスターの前田大然がいます。
でも、こちらには永井という超スピードスターがいますからね。
昨シーズンは堅守のチームに対して打開策が見いだせず、苦労しましたが、この試合で堅守のサンフレッチェ広島をこじあけることができました。
あとはタケが復帰して、さらに変化をつけられれば最高の展開になる予感がします。
まとめ
首位サンフレッチェ広島を倒し、奪首に成功したFC東京。
次節も勝ってガッチリ首位固めといきたいところです。
ところで、ハーフタイムには、CHEMISTRY(ケミストリー)のおふたりが歌を披露してくれました。
当然、主催のサンフレッチェ広島のためと思いますが、なぜかビジター側から
「ケミストリー、トーキョー!」
の大合唱が…。
昨シーズンの味スタ開幕戦で、東京スカパラダイスオーケストラの演奏をチャントでかき消そうとしていた浦和レッズサポとは違い、
なんでも楽しんでしまうFC東京ファン。
素晴らしいですね(笑)